• 三島の魅力発見・世界発信を目指して 13人の学生が短編映画を制作!

    ■ワークショップ概要
    22年4月から6月まで、クリエイターの育成発掘を行う短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS PROJECT」と、三島を拠点とするクリエイティブチーム「WACHAJACK SHIZUOKA」は三 島市で映像制作ワークショップを共催。
    三島市と、市外から14歳〜23歳、13人の若者が集まった。
    三島出身の藤森圭太郎監督をはじめとして、プロの映画製作者をメンターに招き、参加者に企画制作 から脚本制作・撮影・上映まで映画制作の一連の体験を提供する。
    映画制作を通して外部へのPRだ けでなく、参加者が地元の歴史や魅力を発見。
    参加者同士が成果を共有し絆を深められるよう、 振り返りの上映会を行う。
     
     
    「ちょうどいい」から「かっこいい」へ。
    誇りを持って、「かっこいい」三島を発信しよう。

  • MIRRORLIAR FILMS

    特別企画映画「しゃぎり」

    6/12(日)三島での完成披露上映会が終了!ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!

    佐々木春香 遠藤祐美 関山大輔  

    監督・脚本:藤森圭太郎

     

    撮影・照明・録音・美術・助監督・制作:三島映像制作ワークショップ

     

    味岡蒼唯 足立美陽 池田斐海 板倉朱星

    河⻄舞 北田詩衣 木本陽凪 栗原百花 堀江駿佑 三船智史 森川航汰 山本耕作 渡邉百萌  

    製作:MIRRORLIAR FILMS PROJECT/WACHAJACK SHIZUOKA

  • Introduction

    「自分の変化」
    と向き合う若者の
    ディスカッションから
     三島の今を生きる
    《今日子》が生まれた 

    短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS PROJECT」と三島を拠点とするクリエイティブチーム「WACHAJACK SHIZUOKA」は、本年4〜6月にかけて静岡県三島市で映像制作ワークショップを共催。
    三島市内外から集まった13人の若者に、三島出身の藤森圭太郎監督はじめ、プロの製作者が指導する映画制作体験を提供し、短編映画『しゃぎり』を制作した。
     
    どんな映画を作りたいか。13人の若者は脚本制作のディスカッションを通して、進路や目標、自分のやりたいことは何なのか。年齢を重ね環境が変化する中で、自分は変わった方が良いのか、変わらないままで良いのか。皆が共通して悩んでいることを知った。明確な答えは出なかったが、仲間たちが真剣であることを知った。
    三島を舞台に、自分の好きな部分も嫌な部分も含めて、受け入れられるような映画を作りたい。
    13人の想いは一致した。
     
    ずっと変わらないと思っていた店の「閉店」と、姉の言う「富士山が噴火したら、私たちどうなっちゃうのかな」という絶対的なものの揺らぎ。
    脚本を手掛けた藤森監督は、13人の若者たちの不安を《今日子》に反映させ、自身の思い出にもある三島の美しい情景と今日子の気持ちを対峙させていった。三島はむかし富⼠の噴⽕によって溶岩が流れた末端の地。その地層による⽔脈から湧き出た富⼠の雪解け⽔は川となって町を巡っている。その川には、富⼠という存在を忘れさせない「何か」が宿っている。
     
    くすぶっていた今日子が変化を受け入れるきっかけとなったのが「しゃぎり」である。
    江戸時代から三島に伝わる祭囃子「しゃぎり」。
    今日子はしゃぎりの演奏に参加し、大人から子どもが集まる一体感、情熱と一生懸命さ、アップテンポの心地良い音とリズム。
     
    今日子は「この町で生きてきたこと」「町との繋がり」を感じ、演奏の高鳴りと共に「自分」という存在を見つめていく。
     
    三島は、このエネルギーと共に命が継承されてきた町なのである。

  • STORY

    舞台は静岡県三島市、一軒の履物屋。

    突然両親が代々受け継いだ店を畳み、今日子(佐々木春香)は「閉店のお知らせ」を貼り出してい た。

    「このままでいいのに...」受け入れられない今日子。

    一方で姉の明日香(遠藤祐美)は、このままでいることに不安を感じているという。

     

    富士山が見えないところへ行ってみたら?と、今日子に投げかける。

     

    明日香の息子・大輔(関山大輔)は夏祭りに備えてしゃぎりの練習を始めていた。

    しゃぎりは、三島に古くから受け継がれる祭囃子。

    小さな鉦を「チャ、チャン、チャン、チキリ、チキリ......」鳴らしている。

    懐かしい音に導かれて神社に行くと、

    子どもたちが笛や太鼓、摺り鉦を鳴らし

    て練習を行っている。

    今日子にしゃぎりの鉦を渡す大輔。

    演奏に加わった今日子は、しゃぎりの音

    やリズムの高鳴りと共に「自分」という

    存在を見つめていく。

  • しゃぎり

    「しゃぎり」は笛・太鼓・鉦などで
    演奏する三島の祭り囃子です。
    大人数の摺り鉦、早い曲調、浴衣での演
    奏、「音を使った喧嘩」と称される
    「競り合い」が主な特徴です。
    競り合いは各町内が自分達のプライドを
    かけ大音量で戦う団体戦で、囃子方以外
    の町内の人は自町内の山車の周りを周り
    ながら応援します。
    演奏が乱れた方が負けとなります。
    しゃぎりは、江戶時代の中期から末期にかけて、京都の祇園囃子と江戶の葛⻄囃子の文化が 混ざり、独自に発展したと伝えられています。(⻑崎県、岡山県などにも祭囃子として「しゃ ぎり」が存在するが楽器構成や曲調は大きく異なります)
     
    曲名と曲想、旋律は口伝で継承されてきました。
    現在は人口約11万人の三島市で、55町内に 86団体(大人37団体、子供49団体)のしゃぎり保存会があり、約2000人が参加していると見ら れています。(しゃぎりフェスティバル実行委員会調べ、2019年)
     
    1965年三島市町名が変更となった時には、環境変化の影響で衰退の危機もありましたが、そ れを防ぐために「子どもしゃぎり」が開始され、子どもも参加出来るようになりました。
  • PRODUCE

    WACHAJACKは、映画やCM制作をはじめとした映像企画・プロデュースからゲームタイトルのコンセプトアート・CG制作等、クリエイティブを手がける制作会社です。
    「クリエイティブ制作を通じて培ったノウハウや繋がりを活かして、地元に貢献がしたい!」そんな想いから、創業メンバーの出身地である静岡県三島市に制作拠点としてWACHAJACK SHIZUOKAを2021年2月に設立しました。
    静岡で活動する企業や人、団体、行政など、あらゆるレイヤーの方々と密接に語り合い、WACHAJACK SHIZUOKAが首都圏と静岡とのハブになることで、地域の魅力発信や地域や企業が抱える課題解決、ビジョン実現のサポートなどクリエイティブ制作を通して様々な取り組みを行っています。

     

  • 共催・製作

    だれでも映画を撮れる時代の幕が開く」

     

    《MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)》は、阿部進之介、伊藤主税、山田孝之らが発起する、クリエイターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画制作プロジェクトです。年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、メジャーとインディーズが融合した、自由で新しい映画製作に挑戦します。

     

    “変化”をテーマとした36名の監督による短編映画を4シーズンに渡りオムニバス形式で公開。初監督多数、俳優、漫画家、ミュージシャンらが参加し、一般公募枠の12作品は、419作品の応募から選抜されました。映画祭の開催ほか、多様な作品を多様な形で国内外に届けていきます。

    全国の地域と連携した制作支援や上映会、ワークショップと連動することで、だれでも参加できる参加型プロジェクトを目指します。

     

    MLF ワークショップ運営:and pictures Your Films

     

  • Creators

    さまざまなクリエイターが集合し、一つの作品を生み出します。

    監督

    藤森圭太郎/Keitaro Fujimori

    1985年生まれ、静岡県三島市出身。日本大学大学院芸術学研究科修士課程修了。2012年、李相日監督の助監督として映画作品に参加。また、写真家 宮本敬文氏のwhisky studioに参加し、ドキュメンタリーやライブ映像の撮影、編集をつとめる。

    主な監督作に『diff』(Short Shorts Film Festival & Asia 2020ジャパン部門選出、The Philip K Dick Film Festival 2021 Best Eschaton, Singularity and Beyond Short受賞)、2020年にAmazon Prime Videoで独占配信された図夢歌舞伎『弥次喜多』(共同監督)、MIRRORLIAR FILMS plusの『灯火』など。

    WACHAJACK SHIZUOKA 代表

    神田輝和/Terukazu Kanda

    1989年生まれ、静岡県三島市出身。韮山高校、横浜国立大学卒業後、静岡銀行へ入行。

    金融コンサル、人材育成・採用等のHR領域に従事。

    高校同窓生で創業したアート・CG制作会社(株)WACHAJACKの経営に2021年3月より参画。地元三島市にクリエイティブ制作拠点「WACHAJACK SHIZUOKA」を設立し代表に就任。

    副業で静岡銀行の人事業務にも従事中。

    地域の魅力発信や企業が抱える課題解決、ビジョン実現のサポートなど、クリエイティブ制作を通して様々な取り組みを手掛ける。

    アドバイザー

    和田亮一/Ryoichi Wada

    コンテンツプロデューサー
    18 歳から演劇の世界に入り、それ以降様々な舞台作品、音楽イベント、ビジネスイベントの企画・演出を手がける。
    2014 年に立ち上げた RAPSCHOOL は数多くのメディアで注目を集め、カルチャーの一端を担う。
    映画「カメラを止めるな!」の原作者であり、現在は全米で展開予定のアニメシリーズ「NINJAMASX」の制作を行っており、その制作発表が 2021 年カンヌ国際映画祭にて発表となった。
    日本人クリエイターが海外でもっと簡単に活躍できる仕組みを作るべく一般社団法人日本エンターテインメントクリエイター協会(JECA)を立ち上げ、代表理事として就任。